不成の森(読み)ならずのもり

精選版 日本国語大辞典 「不成の森」の意味・読み・例文・類語

ならず【不成】 の 森(もり)

  1. ( 「糺(ただす)の森」をもじって、「成らず」を言いかけたもの ) 江戸時代、できないこと、どうにもならないことをしゃれていう語。
    1. [初出の実例]「是はならずの森(モリ)の柿の木、口へはいる物こそと」(出典浮世草子好色一代男(1682)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 モリ 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む