不知詠(読み)しらずよみ

精選版 日本国語大辞典 「不知詠」の意味・読み・例文・類語

しらず‐よみ【不知詠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. わざと知らないふりをして歌をよむこと。
    1. [初出の実例]「をとこしらずよみによみける」(出典:伊勢物語(10C前)一八)
  3. 同趣の歌のあることに気づかないで歌をよむこと。
    1. [初出の実例]「知りたるものも、いなおほせ鳥はからす也けりとも、すずめ也けりともよまぬうへは、ただしらずよみに読みたりとも、何のくるしみかあらむ」(出典:和歌庭訓(1326))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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