与止日女神社(読み)よどひめじんじゃ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「与止日女神社」の意味・わかりやすい解説

与止日女神社
よどひめじんじゃ

佐賀市大和(やまと)町川上に鎮座。別名河上(かわかみ)神社、俗に「淀(よど)姫さん」と呼称。与止日女神を祀(まつ)る。与止日女神は神功(じんぐう)皇后の妹、また一説では豊玉姫命(とよたまひめのみこと)のことという。欽明(きんめい)天皇のとき創建と伝え、873年(貞観15)正五位下、『延喜式(えんぎしき)』で小社、のち肥前国一宮(いちのみや)となる。中世以降も地方豪族・領主藩主の保護を受けた。例祭4月18日と12月18日。平安時代よりの院宣(いんぜん)・令旨・大宰府庁宣(だざいふちょうせん)・同下文(くだしぶみ)・雑訴決断所牒(ちょう)・関東御教書(みぎょうしょ)など247通の古文書は国指定重要文化財。当地方ではナマズを、与止日女神に願い事を伝える使いといい、食べない。

[鎌田純一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む