丑の貝(読み)うしのかい

精選版 日本国語大辞典 「丑の貝」の意味・読み・例文・類語

うし【丑】 の 貝(かい)

  1. 昔、丑の時刻(午前二時頃)を知らせるために吹き鳴らした法螺(ほら)貝。また、その音。
    1. [初出の実例]「などやかくうしのかい吹く時しまれ月は馬にも影のなるらん〈藤原親隆〉」(出典:木工権頭為忠百首(1136頃)月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む