丑湯(読み)ウシユ

デジタル大辞泉 「丑湯」の意味・読み・例文・類語

うし‐ゆ【×丑湯】

夏の土用の丑の日に、薬草などを入れた湯に入ること。また、その湯。病気をしないまじないとされる。 夏》

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精選版 日本国語大辞典 「丑湯」の意味・読み・例文・類語

うし‐ゆ【丑湯】

〘名〙 土用の丑の日に風呂にはいること。病気をしないまじないとされる。はつうし。

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世界大百科事典(旧版)内の丑湯の言及

【丑の日】より

…夏の土用丑の日にはウナギなど脂肪の多い食物をとると夏やせしないとするのは一般的であるが,頭に〈う〉のつくウリ・梅干しなどを食べるとよいという所もある。この頃に牛に水浴させて休ませる風が各地にあったが,丑湯と称して人間が風呂をたてて入ったり,海水浴をすると病にかからないとも言われていた。薬湯に入る所もある。…

※「丑湯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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