世に聞こゆ(読み)よにきこゆ

精選版 日本国語大辞典 「世に聞こゆ」の意味・読み・例文・類語

よ【世】 に 聞(き)こゆ

  1. 世間に知られる。世間に洩れる。
    1. [初出の実例]「『もしかかることよにきこえば、きんぢらをさへ罪にあてむ』といましめ給て」(出典:宇津保物語(970‐999頃)俊蔭)
  2. 世間で名高くなる。世間で評判になる。
    1. [初出の実例]「至人は世にきこえず」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android