出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…〈五経に真の字なし〉といわれるように,〈真人〉も儒家では用いられず,もっぱら道家で用いられることば。《荘子》では根源的な〈道〉の体得者を意味し,〈神人〉〈至人〉もほぼ同義語。その後,すぐれて宗教的な概念に変わり,天上の神仙世界に想定された官府の高級官僚,天上の神の命令をうけた地上の支配者,仙道修行者などを意味するようになった。…
※「至人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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