世間が張る(読み)セケンガハル

デジタル大辞泉 「世間が張る」の意味・読み・例文・類語

世間せけん・る

世間づきあいが広くなり、そのために費用が多くかかる。
全盛する程―・ってつらいものでごんす」〈浄・大経師

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「世間が張る」の意味・読み・例文・類語

せけん【世間】 が 張(は)

  1. 世間づきあいが広くなったり、みえをはったりするために出費が増す。
    1. [初出の実例]「勤の身はな、全盛する程世間がはって、つらいものでごんす」(出典:浄瑠璃・大経師昔暦(1715)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android