世間が張る(読み)セケンガハル

デジタル大辞泉 「世間が張る」の意味・読み・例文・類語

世間せけん・る

世間づきあいが広くなり、そのために費用が多くかかる。
全盛する程―・ってつらいものでごんす」〈浄・大経師

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「世間が張る」の意味・読み・例文・類語

せけん【世間】 が 張(は)

世間づきあいが広くなったり、みえをはったりするために出費が増す。
浄瑠璃大経師昔暦(1715)下「勤の身はな、全盛する程世間がはって、つらいものでごんす」

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