並称(読み)ならびしょうする

精選版 日本国語大辞典 「並称」の意味・読み・例文・類語

ならび‐しょう・する【並称】

〘他サ変〙 ならびしょう・す 〘他サ変〙 あるものを他のものと同じようにほめたたえる。併称(へいしょう)する。
※淡窓詩話(19C中)上「韋柳並び称するは、蘇東坡に始まりしなるべし」

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普及版 字通 「並称」の読み・字形・画数・意味

【並称】へいしよう

ともにほめる。漢・司馬相如〔蜀の父老を難ずる文〕大夫然として~厥(そ)のむる以を失ひ、喟然(きぜん)として竝びして曰く、允(まこと)なる哉(かな)、此れ鄙人の聞くを願ふなりと。

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