中印村(読み)なかいんむら

日本歴史地名大系 「中印村」の解説

中印村
なかいんむら

[現在地名]今立町中印

月尾つきお谷の谷奥に位置し、東は別印べついん、北は八石はちこくの両村と接する。正保郷帳では村高六二・四五四石で、田方四〇石余・畠方二二石余。承応三年(一六五四)の越前国今南東郡之内中印村水帳(細川家文書)の奥書によると「出分可有之と別印村之者訴人仕ニ付田畑不残相改」とあり、承応二、三両年にわたって検地が実施された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android