中帳村(読み)なかちようむら

日本歴史地名大系 「中帳村」の解説

中帳村
なかちようむら

[現在地名]大内町中帳

高尾たかお村の西にあり、小関こせき川を挟んで南北に猿田さるたさわ戸沢とざわなどの小集落が並び、中帳村はその総称

寛永二年(一六二五)の油利之内修理大夫様御知行御検地帳免定之目録写に二六〇石四斗六升一合、納米一四八石四斗六升三合、免五ツ七分とあり、正保三年(一六四六)の出羽国油利郡内高目録(秋田県庁蔵)に二五一石六斗五升四合とあり、そのうち畑は七斗八升四合で、「水損所 川有 柴山有」と記される。明治二年(一八六九)には二五〇石六斗一升九合、戸数三八軒、人口二一六人、馬五一匹(「郷村高戸数人口租税書」岩谷村史資料篇)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む