精選版 日本国語大辞典 「中持」の意味・読み・例文・類語
なか‐もち【中持】
- 〘 名詞 〙 =ながもち(長持)②
- [初出の実例]「名 来の本脇を少々づつ、砂立たる様に中持の蓋に立て」(出典:中外抄(1137‐54)保延三年一一月一四日)
…また普通の長持よりも大型で,車をつけた車長持もある。長持は古代の中持(なかもち)が変化したものと考えられる。中持は脚つきの唐櫃に対し,脚のつかない櫃だが,運搬のために前後に2本ずつの棒か把手などがついていたと推定される。…
※「中持」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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