中星川村(読み)なかほしかわむら

日本歴史地名大系 「中星川村」の解説

中星川村
なかほしかわむら

[現在地名]酒田市大豊田おおとよだ

古川ふるかわ村の東に位置し、東は上星川村日向につこう川の支流荒瀬川左岸にあり、新田目あらため堰が西流する。中星河村とも記された。元和八年(一六二二)の酒井氏知行目録では上星川村・下星川村のいずれかに含まれたと考えられる。寛永元年庄内高辻帳に村名がみえ、高二五四石余。貞享四年(一六八七)には草刈地の鷹尾たかお山の山札一〇枚を所有し、米二斗を納めていた(「鷹尾山新古留帳」相馬文書)。享和三年(一八〇三)の家数一五・人数八七(「村数家数人高控帳」斎藤文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android