古川(読み)ふるかわ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

古川
ふるかわ

宮城県北西部,大崎市中央部の旧市域。仙北平野の中央部にある。 1950年市制。 2006年松山町,三本木町,鹿島台町,岩出山町,鳴子町,田尻町の6町と合体して大崎市となった。中心市街地の古には室町時代に大崎氏の家臣古川氏の居城があった。陸羽街道 (国道4号線) ,北羽前街道 (国道 47号線) ,石巻別街道 (国道 108号線) ,中羽前街道 (国道 347号線) が集まるところで,江戸時代には宿場町市場町として繁栄江合川 (荒雄川) ,鳴瀬川,多田川流域に沖積平野が広がり,耕地大部分水田。良質の米を産する。養豚も普及している。電機部品,飼料,コンクリート工業などが発達。北部の築館丘陵南端にある化女 (けじょぬま) 近くに,古代の大規模な城柵跡である宮沢遺跡 (国指定史跡) がある。

古川
ふるかわ

岐阜県北部,宮川の中流域の古川盆地にある地域。旧町名。 1889年町制。 1956年小鷹利,細江の2村と合体。 2004年2月神岡町,河合村,宮川村と合併して飛騨市となる。中心集落は越中東街道 (国道 41号線) と越中西街道 (国道 360号線) との分岐点にあり古くからの交通の要地。山林が広く,古川盆地で米作が行なわれ,木材とその関連工業が発達。気多 (けた) 若宮神社例祭の「起し太鼓」は勇壮な祭行事として知られ,重要無形民俗文化財に指定されている。国道 41号線沿いにスキー場があり,一帯奥飛騨数河流葉県立自然公園に属する。 JR高山本線が通る。

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デジタル大辞泉の解説

ふる‐かわ〔‐かは〕【古川/古河】

古くからある川。

ふるかわ【古川】[地名]

宮城県中北部、仙台平野にあった市。陸羽街道の宿場町・市場町として発展。平成18年(2006)3月、周辺6町と合併して大崎市となる。→大崎

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精選版 日本国語大辞典の解説

ふる‐かわ ‥かは【古川】

[1] 〘名〙 古くからある川。昔からずっとそこに流れている川。
※古今(905‐914)雑体・一〇〇九「はつせがは ふるかはのへに ふたもとあるすぎ としをへて またもあひみん ふたもとあるすぎ〈よみ人しらず〉」
※俳諧・犬子集(1633)一四「古川の辺に家居をやせん 二本の杉の丸太を柱にて〈慶友〉」
[2] 宮城県中北部の地名。仙北平野の南西部にある。江戸時代、奥州街道と羽前街道などとの分岐点の宿場町・市場町として発展。農業を主とし、良質の米を産出する。食品・電子機器工業も盛ん。昭和二五年(一九五〇)市制。
[補注](一)の「古今集」例は、ほかに、初瀬川の支流の布留川とする説、初瀬川の部分的名称とする説などもある。

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