20世紀日本人名事典 「中村雨紅」の解説 中村 雨紅ナカムラ ウコウ 昭和期の童謡詩人 生年明治30(1897)年2月6日 没年昭和47(1972)年5月8日 出生地東京府南多摩郡恩方村(現・八王子市) 本名高井 宮吉 学歴〔年〕青山師範〔大正5年〕卒,日本大学国語漢文科卒 経歴東京の第二日暮里小学校、大正7〜13年第三日暮里小学校で教師をしたのち、昭和元年厚木市に移住。同年から24年に定年退職するまで県立厚木実科高女で教師をした。そのかたわら児童の情操教育のため同僚らと回覧文集を始め、童話歌謡を発表。「蛙のドタ靴」「ねんねのお里」「かくれんぼ」などの作品がある。著書に「もぐらもち」(大12)などがある。「夕焼小焼」(8年)の童謡作詞はとくに有名。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by