中流に舟を失えば一壺も千金(読み)チュウリュウニフネヲウシナエバイッコモセンキン

デジタル大辞泉 の解説

中流ちゅうりゅうふねうしなえば一壺いっこ千金せんきん

《「鶡冠子学問から》川のまんなかで舟を失った者にとっては、つぼのようなものでも、浮き袋代用として千金のねうちがある。つまらないものでも時と場合によっては、大きな価値をもつことがあるというたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android