中筋新村(読み)なかすじしんむら

日本歴史地名大系 「中筋新村」の解説

中筋新村
なかすじしんむら

[現在地名]城端町梅井うめい、西礪波福光ふくみつ町中筋新

小矢部おやべ川と山田やまだ川に挟まれた扇状地上、細木新ほそきしん村の北東に位置する。寛保三年(一七四三)の新開で天池あまいけ開中筋下場所といい、天池新村(現福光町)次郎右衛門の開いた天池開の一つであった。寛政四年(一七九二)の大西先組覚帳(福光図書館蔵)には、支配人梅井新村組合頭九兵衛とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 福光町 シン

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android