天池新村(読み)あまいけしんむら

日本歴史地名大系 「天池新村」の解説

天池新村
あまいけしんむら

[現在地名]福光町天池

大塚新おおつかしん村の南にある。南部南東から北西二俣ふたまた越が通る。山田野やまだの新田開発によって延宝三年(一六七五)に成立した新村(出来新村・退転村記申帳)土生新はぶしん村孫市を頭百姓として開かれたので孫市まごいち開ともいう。三箇国高物成帳では延宝元年からの新開高二七七石、一免下り一ツ九歩、村御印はないと記される。寛政四年(一七九二)大西先組覚帳(福光町立図書館蔵)によれば家数一八・人数一〇〇、馬八。文政八年(一八二五)には太美組、天保一〇年(一八三九)以後は山田組に属した。


天池新村
あまいけしんむら

[現在地名]黒部市天池

北は三日市みつかいち村、南は前沢まえざわ村。村領内に天池という池があったので村名とした(「新川郡村名由来」加越能文庫)。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高八石、免三ツ(三箇国高物成帳)。享保八年(一七二三)から五度の手上高があり、天保一一年(一八四〇)の草高一三石余(「高免帳」杉木家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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