中節(読み)ちゅうふし

精選版 日本国語大辞典 「中節」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐ふし【中節】

  1. 〘 名詞 〙 浄瑠璃の節章の一つ。中音のフシ落ちの意で、二の音で揺り流して語りおさめる語り方。多く軽い愁嘆の情を出す時に用いる。
    1. [初出の実例]「身をしる、雨やさめざめと中フシ泣て。うつむきいたりけり」(出典:浄瑠璃・八百屋お七(1731頃か)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む