精選版 日本国語大辞典 「中節」の意味・読み・例文・類語 ちゅう‐ふし【中節】 〘 名詞 〙 浄瑠璃の節章の一つ。中音のフシ落ちの意で、二の音で揺り流して語りおさめる語り方。多く軽い愁嘆の情を出す時に用いる。[初出の実例]「身をしる、雨やさめざめと中フシ泣て。うつむきいたりけり」(出典:浄瑠璃・八百屋お七(1731頃か)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例