中臣女郎(読み)なかとみの いらつめ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中臣女郎」の解説

中臣女郎 なかとみの-いらつめ

?-? 奈良時代女性
大伴家持(おおともの-やかもち)(718-785)をめぐる女性たちのひとり。「万葉集」巻4に家持におくった相聞歌5首がある。
格言など】否(いな)と言はば強(し)ひめやわが背菅の根の思ひ乱れて恋ひつつもあらむ(「万葉集」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android