串橋村(読み)くしはしむら

日本歴史地名大系 「串橋村」の解説

串橋村
くしはしむら

[現在地名]伊勢原市串橋

すず川が東方を流れ、東と北は神戸ごうど村、西は笠窪かさくぼ村に接する。笠窪村は当村より分村したと伝え、両村の境は錯雑する。北方を通る矢倉沢やぐらさわ往還から大山道と大磯道が分岐する。

和名抄」に大住おおすみ櫛椅くしはし郷がみえる。嘉禄三年(一二二七)二月一二日の将軍藤原頼経袖判下文(県史一)によれば、越後房覚意が師の覚与から譲られた「櫛橋郷」などの所職・所帯が安堵されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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