丸山龍川(読み)マルヤマ リョウセン

20世紀日本人名事典 「丸山龍川」の解説

丸山 龍川
マルヤマ リョウセン

江戸時代末期・明治期の漢学者



生年
天保13年7月(1842年)

没年
大正5(1916)年11月29日

出身地
信濃国飯田(長野県飯田市)

経歴
飯田藩士の子として生まれる。藩儒・渡辺八郎に漢学を学び、また文久年間から慶応年間にかけて尾張の医家・浅井儀一郎の門に学ぶ。明治に入り、漢学者の川田甕江師事。4年飯田県学校教授、7年山梨県権少属、9年鹿児島県6等属、福島県属などを務めた。のち新潟第一師範、飯田中学、神奈川師範などで教鞭を執り、36年退職。39年頃まで島津家歴史編輯所に勤務した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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