久下田村
くげたむら
[現在地名]八千代町久下田
鬼怒川旧河道東に位置し、西は旧河道(現在は水田)を隔て、糟礼村(現結城市)。古来よりの鬼怒川中流の乱流地帯にあたり、沖積地の肥沃な水田地帯を形成。「関八州古戦録」にある「常陸国河内郡久下田の城」を当村域に比定する説もあるが、久下田城は現下館市に所在。
「寛文朱印留」によれば土井利益(のち古河藩主)領であったが、「各村旧高簿」によれば幕末には下総佐倉藩領で村高七四〇・三二九石。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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