久場政盛(読み)クバ セイセイ

20世紀日本人名事典 「久場政盛」の解説

久場 政盛
クバ セイセイ

明治〜昭和期の社会事業家



生年
尚泰29年11月16日(1876年)

没年
昭和43(1968)年9月12日

出身地
琉球国首里桃原(沖縄県那覇市)

経歴
明治42年沖縄県出身者初の警察署長となる。大正13年退官後は郷土博物館設立に尽力台北帝国大学からの依頼で「歴代宝案」を筆写して納めた。その後はハンセン病患者救済活動に従事し、愛楽園に勤務した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久場政盛」の解説

久場政盛 くば-せいせい

1876-1968 明治-昭和時代の官吏,社会事業家。
尚泰王29年11月16日琉球首里桃原(とうばる)(沖縄県那覇市)生まれ。明治42年沖縄県出身者初の警察署長となる。大正13年退官後は郷土博物館設立に尽力。台北帝大からの依頼で「歴代宝案」を筆写しておさめる。その後はハンセン病患者救済活動に従事し,愛楽園に勤務した。昭和43年9月12日死去。91歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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