日本歴史地名大系 「乗里村」の解説 乗里村のりさとむら 岐阜県:可児市乗里村[現在地名]可児市広見(ひろみ)村木(むらき)村の南西にあり、西を可児川が南流する。伊香(いこう)七ヵ村の一。元禄郷帳に村名がみえ、旗本中川領。庄屋役は村木村庄屋が兼帯したことが多い。明和三年(一七六六)の宗門帳(堀江文書)では家数一二・人数四七で、すべて伊川(いかわ)村常光(じようこう)寺の檀家。文政八年(一八二五)従来百姓銘々林であった西の松林の伐採が禁止されたため、木の払下げを願出ている(「願状」渡辺文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by