乗里村(読み)のりさとむら

日本歴史地名大系 「乗里村」の解説

乗里村
のりさとむら

[現在地名]可児市広見ひろみ

村木むらき村の南西にあり、西を可児川が南流する。伊香いこう七ヵ村の一。元禄郷帳に村名がみえ、旗本中川領。庄屋役は村木村庄屋が兼帯したことが多い。明和三年(一七六六)宗門帳(堀江文書)では家数一二・人数四七で、すべて伊川いかわ常光じようこう寺の檀家。文政八年(一八二五)従来百姓銘々林であった西の松林伐採が禁止されたため、木の払下げを願出ている(「願状」渡辺文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android