乗馴(読み)のりなれる

精選版 日本国語大辞典 「乗馴」の意味・読み・例文・類語

のり‐な・れる【乗馴】

〘自ラ下一〙 のりな・る 〘自ラ下二〙 馬や乗物などに乗ることになれる。乗りつける。
三四郎(1908)〈夏目漱石〉三「電車には近頃漸く乗馴(ノリナ)れた」

のり‐なら・す【乗馴】

〘他サ五(四)〙 馬などを乗ってなれさせる。数多く乗って自分の乗物として乗りやすいようにする。乗りつける。
※枕(10C終)二〇三「すこしのりならしたる車のいとつややかなるに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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