九一金(読み)クイチキン

デジタル大辞泉 「九一金」の意味・読み・例文・類語

くいち‐きん【九一金】

漁業主と漁夫とが漁獲物の配分を9と1の割合で行ったこと。松前藩運上制度下で始まり、北洋のニシン漁業などに引き継がれた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「九一金」の意味・読み・例文・類語

くいち‐きん【九一金】

  1. 〘 名詞 〙 漁場主(漁場運上請負人)と漁夫との間の漁獲物分配が九と一との割合で行なわれたこと。松前藩運上制度下で生まれた言葉

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む