九四式水上偵察機(読み)きゅうよんしきすいじょうていさつき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「九四式水上偵察機」の意味・わかりやすい解説

九四式水上偵察機
きゅうよんしきすいじょうていさつき

日本海軍の複葉の水上偵察機。川西航空機の開発。 1934年に制式採用され,主として夜間偵察のため巡洋艦に搭載,14時間に及ぶ航続性能など実用性に優れ,安定性や操縦性もよく,日中戦争から太平洋戦争中期まで使用された。さらに稼働率も高く,艦載水上偵察機に一時代を画し,ドイツから製造権を求められたほどであった。エンジンは 91式 (750馬力) 1,乗員3,全長 10.5m,総重量 3000kg,最大速度時速 283km,航続 14時間。武装は 7.7mm機関銃3,60kg爆弾2を搭載。 530機が生産された。

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