操縦性(読み)そうじゅうせい(その他表記)controllability

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「操縦性」の意味・わかりやすい解説

操縦性
そうじゅうせい
controllability

航空機の,ある飛行状態から他の飛行状態へ移る操作容易かどうか,すなわち航空機の制御に関する限度精度,快適さなどの特性をいう。操縦者が飛行状態を変えようとするとき,入力は操縦者の行なう操縦装置の操舵力または操舵量,出力は航空機の応答すなわち状態の変化である。したがって操縦性はこの入力と出力の関係の良否として判定される。逆に,飛行状態が変わりにくい性質安定性であるから,操縦性と安定性は相反する特性となる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む