日本大百科全書(ニッポニカ) 「九嶺山脈」の意味・わかりやすい解説 九嶺山脈きゅうれいさんみゃく / チウリンシャン 中国、華中地区南東部、江西(こうせい/チヤンシー)省北西部から湖南(こなん/フーナン)省北東端付近を走る山脈。北東―南西の走向を示し、修水と錦江との分水嶺(ぶんすいれい)にあたる。花崗(かこう)岩と変成岩からなり、主峰は九嶺尖(1794メートル)で、武寧(ぶねい)、靖安(せいあん)両県の県境にある。[河野通博] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例