九日市場村(読み)ここのかいちばむら

日本歴史地名大系 「九日市場村」の解説

九日市場村
ここのかいちばむら

[現在地名]一宮市丹陽たんよう九日市場ここのかいちば

三井みつい村の南にある。文禄四年(一五九五)八月八日の秀吉朱印状(生駒家文書)に九日市場の地名がみえる。「寛文覚書」によれば、家数七九、人数五九一。「徇行記」によれば、概高七二五石余は藩重臣成瀬大内蔵の一円給知。田一二町六反余・畑六四町三反余。「元来戸口多キ所ニテ鍬数四百丁ホトアリ、高ニ準シテハ鍬数多ク耕田不足ナル故ニ、重吉村・下津村ヲ承佃スト也。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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