乳状脂粒(読み)にゅうじょうしりゅう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「乳状脂粒」の意味・わかりやすい解説

乳状脂粒
にゅうじょうしりゅう

血漿(けっしょう)中に存在するリポタンパク質一種。食事由来の中性脂肪が腸から吸収されて血液中に入るときにつくられるタンパク質と結合した大形の粒子(リポタンパク質)をいい、乳糜(にゅうび)(カイロミクロンchylomicron)ともよばれる。

[中村治雄・編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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