乳状脂粒(読み)にゅうじょうしりゅう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「乳状脂粒」の意味・わかりやすい解説

乳状脂粒
にゅうじょうしりゅう

血漿(けっしょう)中に存在するリポタンパク質一種。食事由来の中性脂肪が腸から吸収されて血液中に入るときにつくられるタンパク質と結合した大形の粒子(リポタンパク質)をいい、乳糜(にゅうび)(カイロミクロンchylomicron)ともよばれる。

[中村治雄・編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む