コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

中性脂肪 チュウセイシボウ

6件 の用語解説(中性脂肪の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ちゅうせい‐しぼう〔‐シバウ〕【中性脂肪】

グリセリン脂肪酸とが結合した単純脂質。動物では皮下・腹壁などに蓄えられるいわゆる脂肪のことで、植物では種子に多く、油脂ともいう。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

中性脂肪【ちゅうせいしぼう】

脂肪酸とグリセリンまたはコレステロールが結合したエステル。大部分はグリセリンに脂肪酸が3つ結合したもの。動植物界に最もふつうに見られる脂質で,脂肪酸としてはオレイン酸パルミチン酸ステアリン酸などが多い。
→関連項目アルコール性肝障害高脂血症

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

栄養・生化学辞典の解説

中性脂肪

 モノアシルグリセロールジアシルグリセロール,トリアシルグリセロールをいうが,通常トリアシルグリセロール.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ちゅうせいしぼう【中性脂肪 neutral lipid】

天然に見いだされる脂肪酸誘導体のなかで最も広く分布している一群の脂質で,脂肪酸とグリセリンのエステルであるグリセリド,脂肪酸とコレステロールのエステルであるコレステロールエステルが主要なものである。ほかに量的にはずっと少ないが広く分布するアルキルエーテルアシルグリセロールがある。これはグリセリンの二つの水酸基エステル化した脂肪酸を含むが,通常グリセリンの1位に長い鎖状のアルキル基かアルケニル基とエーテル結合で結ばれている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ちゅうせいしぼう【中性脂肪】

加水分解するとグリセリン1分子と脂肪酸1~3分子を生じる脂質。動物では脂肪組織として皮下や臓器の表面などに存在し、植物では主として種子に蓄積する。生体のエネルギーの貯蔵源。単純脂質に属する。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

中性脂肪
ちゅうせいしぼう
neutral fat

グリセロールに脂肪酸が3分子(トリグリセリド)および2分子(ジグリセリド)、1分子(モノグリセリドそれぞれ結合しているものの総称であるが、血清中では90~95%がトリグリセリドであり、中性脂肪といえばこれをさす場合が多い。自然界にみいだされる脂肪酸誘導体のなかで分布がもっとも広く、単純脂質または中性脂質neutral lipidともよばれる。
 生体におけるエネルギーの運搬と貯蔵、皮下脂肪として保温や生体の保護に役だっており、食事として摂取される脂肪は主として中性脂肪で、1日約50~100グラムである。また、血清中の中性脂肪は普通1デシリットル当り100ミリグラム前後であるが、脂質代謝異常者では3000~5000ミリグラムに達することもある。その変動域はほかの脂質に比べて著しく大きい。日内変動や食事による影響が大きいため、採血は通常、早朝空腹時(食後12~14時間)に行う。血液検査における正常値は1デシリットル当り30~135ミリグラムとなっているが、生活環境の影響が大きく、個人差も大きい。一般に農村などに比べて大都市では高く、女性より男性のほうが高い。加齢とともに上昇し、60歳前後から下降する。また妊婦では、妊娠月数とともに高くなり、分娩(ぶんべん)後に下降する。[橋詰直孝]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の中性脂肪の言及

【消化】より

…この過程を細胞内消化という。
[脂質の消化]
 食物中の脂肪の大部分は中性脂肪(トリグリセリド)であるが,これは胆汁酸の存在下,腸管運動のかくはん混和作用により,乳化された状態で膵リパーゼの加水分解作用をうけ,モノグリセリドと脂肪酸に加水分解される。脂肪の加水分解を触媒するリパーゼは,脂肪と水の界面で作用するので脂肪が乳化され,反応表面積が増加していると加水分解は著しく促進される。…

※「中性脂肪」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

中性脂肪の関連キーワードシュウ酸ステアリン酸n-3脂肪酸n-6脂肪酸ケイ皮酸誘導体シス脂肪酸多価不飽和脂肪酸トランス不飽和脂肪酸酪酸価脂肪酸 (fatty acid)

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

中性脂肪の関連情報