乾生遷移(読み)かんせいせんい

大辞林 第三版の解説

かんせいせんい【乾生遷移】

植物群落の遷移の一型。新島・溶岩流・砂地などの乾燥地への地衣類・コケ類の定着に始まり、雑草・低木・陽樹林の時代を経て、安定な陰樹林が成立する。各群落の定着による土壌の保水力や養分の増加、光条件の変化が遷移の進行の原因となる。

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精選版 日本国語大辞典の解説

かんせい‐せんい【乾生遷移】

〘名〙 (xerarch succession の訳語) 陸上の岩石地、砂地などの基質上で進む植物群落遷移。模式的には、苔・地衣群落から始まり、草本群落、低木群落などを経て極相林に至るとされている。

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