事を左右に寄す(読み)ことをさゆうによす

精選版 日本国語大辞典 「事を左右に寄す」の意味・読み・例文・類語

こと【事】 を 左右(さゆう・さう)に寄(よ)

  1. 他の事にかこつけて、あれこれ言いのがれをする。どっちつかずの態度をとる。事を両端に寄す。
    1. [初出の実例]「米先立用駄賃、其後寄左右、迄今日更不上」(出典:九条家本延喜式裏文書‐康保三年(966)九月一日・清胤王書状)
    2. 「予州は、此子して家つがせむとおもひ給ふと心得て、事を左右によせて、むかへらるるにも及ばず」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む