二世の固め(読み)ニセノカタメ

デジタル大辞泉 「二世の固め」の意味・読み・例文・類語

にせ‐の‐かため【二世の固め】

夫婦になる約束
「貞女両夫にまみえずの掟は夫も同じ事、―はゆるしてと」〈浄・千本桜

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「二世の固め」の意味・読み・例文・類語

にせ【二世】 の 固(かた)

  1. 夫婦の契りをかためること。また、夫婦になるかたい約束。
    1. [初出の実例]「サア二世のかための起請文」(出典:浄瑠璃・心中刃は氷の朔日(1709)中)

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