二久保新田村・舟久保新田村(読み)にくぼしんでんむら・ふなくぼしんでんむら

日本歴史地名大系 の解説

二久保新田村・舟久保新田村
にくぼしんでんむら・ふなくぼしんでんむら

[現在地名]茅野市宮川みやがわ 両久保

茅野ちの村の東部長峰ながみね丘陵の南東林ノ峰台地に位置し、この二つの新田村はともに茅野村を親村とし、北部の二久保新田は「貞享三年二ノ丸様御見立、草分久兵衛・宗兵衛・長松(諏訪郡諸村並旧蹟年代記)、南部の舟久保新田は承応二年(一六五三)の開発で草分は堀市右エ門(諏訪史)であり、元禄一五年(一七〇二)の信濃国郷帳によれば、二久保新田村は高二八・三一六石、舟久保新田村は二三・三二九石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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