江戸時代、幼い男児や丁稚・小僧の名には、「長」や「松」の付くものが多い。「長」も「松」も子供の長寿を願うものである。浄瑠璃では、「長蔵」〔曾根崎心中〕、「長太」〔艷容女舞衣(三勝半七)下〕、「長松(ちょマ)」〔菅原伝授手習鑑‐四〕や、「松」〔心中宵庚申‐下〕、「市松」〔夏祭浪花鑑‐二〕、「彌三松」〔彦山権現誓助剣‐三〕などが見られる。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...