二字を首に懸く(読み)にじをくびにかく

精選版 日本国語大辞典 「二字を首に懸く」の意味・読み・例文・類語

にじ【二字】 を 首(くび)に懸(か)

名簿(みょうぶ)をささげて臣下としての礼を表わす。また、名乗りを持つ、武士身分となる。
浄瑠璃女殺油地獄(1721)上「旦那より御ふちをかうふり。二字を首にかけたる森右衛門」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android