二条基弘(読み)ニジョウ モトヒロ

20世紀日本人名事典 「二条基弘」の解説

二条 基弘
ニジョウ モトヒロ

明治〜昭和期の神官,公爵 春日神社宮司;貴院議員;宮中顧問官



生年
安政6年10月25日(1859年)

没年
昭和3(1928)年4月4日

出生地
京都府

経歴
九条尚忠の八男に生まれ、明治4年二条家を継ぐ。育英義塾英語学校、同人社などに修学し、17年公爵となり、式部寮御用掛を務める。20年英国に留学しケンブリッジ大学に学び、22年帰国。23年〜大正9年貴族院議員を務め、同年爵位を二男・厚基に譲る。一方、明治40年〜大正5年宮中顧問官を務め、12年春日神社宮司となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「二条基弘」の解説

二条基弘 にじょう-もとひろ

1859-1928 明治-昭和時代前期の華族
安政6年10月25日生まれ。九条尚忠の8男。明治4年二条家をつぐ。17年公爵,23年貴族院議員,40年宮中顧問官となる。昭和3年4月4日死去。70歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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