二重敬語(読み)ニジュウケイゴ

デジタル大辞泉 「二重敬語」の意味・読み・例文・類語

にじゅう‐けいご〔ニヂユウ‐〕【二重敬語】

同じ種類敬語を重ねて使うこと。ふつう、誤りとされる。尊敬語を重ねた「おっしゃられる(「おっしゃる」と「れる」)」や、謙譲語を重ねた「ご参上する(「参上」と「ご…する」)」など。
[補説]ただし、「お召し上がりになる」「お伺いする」などは、使用例が定着しており、誤りではないとされる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android