参上(読み)サンジョウ

デジタル大辞泉 「参上」の意味・読み・例文・類語

さん‐じょう〔‐ジヤウ〕【参上】

[名](スル)目上の人の所に行くこと。また、人のもとに行くことをへりくだっていう語。まいること。うかがうこと。「御殿参上する」「明日参上いたします」
[類語]参る参じる馳せ参じる罷り出るいらっしゃるおいでになる行く

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「参上」の意味・読み・例文・類語

さん‐じょう‥ジャウ【参上】

  1. 〘 名詞 〙 身分の高い人の所へうかがうこと。まいること。また、人のもとに行くことをへりくだっていうのにも用いる。
    1. [初出の実例]「乗輿到前殿、陰陽頭参上」(出典新儀式(963頃)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android