デジタル大辞泉 「五つ頭」の意味・読み・例文・類語 いつつ‐がしら【五つ頭】 歌舞伎下座音楽で、鳴り物の一。荒事の見得に伴って用いる。太鼓・大太鼓・笛の3種と、場合によっては大小の鼓つづみをかけ声とともに打ち合わせる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界大百科事典(旧版)内の五つ頭の言及 【歌舞伎】より …写実みを帯びて表す場合は,車形の中に小豆を入れてまわす〈雨車(あまぐるま)〉,団扇(うちわ)に大豆かビーズを結びつけた〈雨団扇〉,小豆や胡麻を流す〈雨樋(あまどい)〉などを用いる。 五つ頭(いつつがしら)《車引》のような荒事の見得に,太鼓,大太鼓,能管で打ち囃す囃子。太鼓を五つ打つ打法に由来する名称。… ※「五つ頭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」