五百枝(読み)イオエ

デジタル大辞泉 「五百枝」の意味・読み・例文・類語

いお‐え〔いほ‐〕【枝】

たくさんの枝。
「―さししじに生ひたるつがの木の」〈・三二四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「五百枝」の意味・読み・例文・類語

いお‐えいほ‥【五百枝】

  1. 〘 名詞 〙 数多くの枝。
    1. [初出の実例]「五百枝(いほえ)さし 繁(しじ)に生ひたる 樛(つが)の木の」(出典万葉集(8C後)三・三二四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android