精選版 日本国語大辞典 「五百重波」の意味・読み・例文・類語
いおえ‐なみ いほへ‥【五百重波】
[1] 〘名〙 いくえにも重なって寄せてくる波。千重波。
[2] 枕 (幾重にも重なった波が立つの意から) 「立ちても居ても」にかかる。
※万葉(8C後)四・五六八「みさき廻(み)の荒磯に寄する五百重浪(いほへなみ)立ちても居ても我が思へる君」
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