千重波(読み)チエナミ

デジタル大辞泉 「千重波」の意味・読み・例文・類語

ちえ‐なみ〔ちへ‐〕【千重波/千重浪】

いく重にも重なり合って押し寄せる波。
朝なぎに―寄せ夕なぎ五百重いほへ波寄す」〈・九三一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「千重波」の意味・読み・例文・類語

ちえ‐なみちへ‥【千重波・千重浪】

  1. 〘 名詞 〙 幾重にも重なって寄せて来る波。
    1. [初出の実例]「打靡き 生ふる玉藻に 朝凪に 千重浪(ちへなみ)寄せ 夕凪に 五百重浪寄す」(出典万葉集(8C後)六・九三一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む