井の字巴の字(読み)いのじはのじ

精選版 日本国語大辞典 「井の字巴の字」の意味・読み・例文・類語

い【井】 の 字(じ)(は)の字(じ)

  1. 縦横無尽に敵の中を暴れまわる様子をたとえていう。
    1. [初出の実例]「義を金鉄に切て入り。井(ヰ)の字巴(ハ)の字に薙(な)ぎ立てなぎ立て」(出典浄瑠璃伽羅先代萩(1785)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 金鉄

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む