… もとより干ばつのときだけ水論が起こるわけではない。中世水論の原因は,(1)番水の際の用水配分の順序や時間についてのトラブル,(2)灌漑用水使用料等の授受をめぐってのトラブル,(3)旧来の井堰の改修や新しい井堰を作ったため下流の井堰などに悪影響をもたらした場合,がおもなものであった。最も多かったのは(3)であり,中世の相論で〈新井〉を立てたといって問題にされているものの大部分は,他の灌漑施設に甚大な被害を与える灌漑施設の新設を行った場合なのである。…
※「井堰」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...