交感神経遮断剤(読み)こうかんしんけいしゃだんざい(その他表記)sympatholytic agent

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「交感神経遮断剤」の意味・わかりやすい解説

交感神経遮断剤
こうかんしんけいしゃだんざい
sympatholytic agent

抗アドレナリン剤,抗アドレナリン作動薬ともいう。アドレナリン作動性神経 (交感神経節後線維) 末端から遊離するアドレナリン,ノルアドレナリンの効果器への結合を抑制することにより,交感神経の機能を遮断する薬剤。次の2つに分けられる。 (1) α・β遮断剤 交感神経シナプス後膜の受容体 (→受容器 ) に直接結合して遮断作用を示す。 (2) アドレナリン作動性ニューロン遮断剤 交感神経終末に作用して遮断作用を示す。すべてノルアドレナリンとかかわりをもつもので,枯渇を起すもの (レセルピン,グアネシジンなど) ,抗遊離作用を示すもの (ブレティリウム) ,合成阻害と偽伝達物質として作用を示すもの (メチルドーパ) などがある。

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