人の耳は壁につき、人の眼は天に懸く(読み)ひとのみみはかべにつきひとのまなこはてんにかく

精選版 日本国語大辞典 の解説

ひと【人】 の 耳(みみ)は壁(かべ)につき、人(ひと)の眼(まなこ)は天(てん)に懸(か)

  1. 隠し事は表に現われやすいものである。壁に耳あり障子に眼あり。
    1. [初出の実例]「人耳者付壁。密而勿讒言。人眼者懸天。隠而勿犯用」(出典:童子教(13C後‐14C初か))
    2. 「人の眼は天にかけり耳は壁につけり、ひそかにも讒言せざれといふ事あれば」(出典:浮世草子・小夜嵐物語(1698)一〇)

人の耳は壁につき、人の眼は天に懸くの補助注記

「天にかけ」の「かけ」は「馳(か)け」の意とも「懸(か)け」の意ともする。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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